
池田市伏尾台ニュータウンを現地で歩いて
視察の日時と場所
平日の15時ごろ、
池田市伏尾台ニュータウンを現地で歩いて視察しました。
伏尾台は池田市の北西部、兵庫県川西市との市境に位置するニュータウンで、
1970年代に高台を切り開いて開発された住宅地です。

その時間帯に見えた風景
この時間帯、街の中では
- ゆっくりと歩く高齢の方
- 下校中のほそごう学園の中学生
の姿が同時に見られました。
人通りは多くはありませんが、
完全に静まり返っているわけでもない。
日常の生活が続いている時間帯という印象を受けました。
立地と生活動線について
伏尾台は池田市内でも北西の高台にあり、
見晴らしの良い場所が多い一方で、
日常生活では車の利用が前提になる立地だと感じました。
池田市内からのバス路線はありますが、
高齢期を迎えた世帯にとっては、
移動の負担が徐々に大きくなる環境ともいえそうです。
住宅の構成と街並み
ニュータウン内には、
- マンション
- 府営住宅
- 戸建て住宅
が混在しています。
戸建て住宅は、
敷地にゆとりのある家が多く、50〜60坪前後の区画が中心という印象でした。
歩いていると、
人の気配が少ない家や、
長く使われていないように見える住宅も点在しており、
空き家、もしくは利用頻度の低い住宅が一定数あるように感じられました
(あくまで現地を歩いた体感です)。

人口と世代構成のデータ
伏尾台ニュータウンの人口は、
ピーク時から減少傾向にあります。
- 2019年頃:約5,500人
- 2025年報道:約5,000人
- 高齢化率:約42%(2019年時点)
数値上は高齢化が進んでいる地域ですが、
一方で、ほそごう学園には
- 小学部:約300人
- 中学部:約170人
の在校生がいます。
このことから、
若い世代が完全にいなくなった街ではなく、
住人の入れ替わりが限定的に起きている地域とも読み取れます。
まちの中で進む動き
伏尾台では、
阪急バス伏尾台営業所跡地を活用した
商業施設整備の計画が進められています。
ローソン、KDDI、H2Oリテイリングなどが連携し、
地域課題を意識した取り組みとして進行しているものです。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/2069089.html
街全体としては、
大きく変化しているというより、
静かに再編が進み始めている段階にあるように感じられました。
視察を終えて
伏尾台ニュータウンは、
- 人口減少
- 高齢化
- 生活動線の課題
を抱えながらも、
今も人が暮らし、学校があり、日常が続いている地域でした。
今回の視察では、
「すでに衰退した街」という印象よりも、
次の段階に向かう途中にある住宅地という感覚のほうが強く残りました。

